こうした医薬品流通の高度化とインフラ整備は、ベトナムが国家規模で推進するヘルスケア・医療ツーリズム戦略の強力な追い風となっている。これまでタイやシンガポールが独占してきたメディカルツーリズム市場に、ベトナムが本格的な名乗りを上げているのだ。
日本の厚生労働省もアジア地域における医薬品規制調和や、医療機器の国際展開を見据えてベトナムとの政策対話を緊密化させている。高度医療を提供する国際病院と、透明性の高い調剤薬局ネットワークが連携することで、周辺国からの富裕層患者や長期療養者の受け入れ態勢が急速に整いつつある。
街角の小さな店舗から始まった変革は、いまや一国の産業構造と医療の未来を塗り替えようとしている。ベトナムを訪れる際は、ぜひ薬局のカウンターに目を向けてほしい。そこには、東南アジア随一のスピードで成熟へと突き進む、医療先進国の胎動が確かに息づいている。 (出典: ca hng thuc(Yahoo!ニュース))
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