興味深い現象がSNS上で起きている。80年代や90年代の放送アーカイヴから切り取られた映像が、10代や20代の間で爆発的な再生数を記録しているのだ。若い世代は、あらかじめ用意された台本を感じさせない「即興の言葉選び」に驚きを隠さない。
言葉の刃を鋭く研ぎ澄ませながらも、最後はクスッと笑わせるユーモアで着地させる絶妙なバランス感覚。生成AIが作成する無難で均一な原稿に慣れ親しんだ若者にとって、キャスターの個性が剥き出しになった言葉の応酬は、どんな最新エンタメよりも刺激的な体験として受け止められている。