契約者数の増加スピードとARPU(ユーザー平均収入)の上昇。この2つの車輪がようやく噛み合い始めた。プラチナバンドの本格運用開始に伴い、都市部での繋がりやすさは大幅に改善。格安SIMからの乗り換え組だけでなく、メイン回線として選択する層が着実に増えている。
ただし、手放しでの称賛は尚早だ。顧客獲得コスト(CAC)の抑制と解約率の低減は、依然として薄氷の上を踏む思いのバランス作業だ。通信キャリア大手3社による熾烈な価格追随策や、データ無制限プランの収益性については、市場から冷ややかな視線も投げかけられている。