ふたりの距離感を最も象徴的に示していたのが、J-WAVEをはじめとするラジオ番組での共演だ。マイクを挟んで向き合う二人から漏れ出る空気感は、緊張感と居心地の良さが同居する唯一無二のものだった。尾崎特有の偏屈ながらも愛のある問いかけに対し、あいみょんが飾らない関西弁とテンポの良い返しで応じるスタイルは、リスナーを瞬時に引き込んだ。
番組内で語られた音楽観や日常の瑣末なエピソードには、互いの感性を深く理解しているからこその頷きがあった。作詞の苦悩や言葉選びのフェチシズムについて語り合う場面では、まさにプロの表現者同士としての火花が散る。ラジオという密室空間で育まれたこのトークのグルーヴこそが、二人の信頼関係の強さを物語っている。