ダブルヘッダーが投打に渡る異次元のパフォーマンスを誇る大谷翔平らスター選手に与える体力面の負荷は、想像を絶する。かつて大谷は1日に2試合連続で先発出場し、第1試合で完封勝利を挙げた直後の第2試合で本塁打を放つという伝説的な記録を打ち立てたが、これは常人の肉体では説明がつかないパフォーマンスだった。
長距離移動とタイムゾーンの変更が重なる過密日程の中で、9イニングの試合を同日に2度こなすダメージは肉体疲労にとどまらない。集中力の維持、心拍数の再調整、筋肉の緊張弛緩を短時間で繰り返す負担は、怪我のリスクを跳ね上げる。現場のトレーナー陣からも、連戦中のコンディション管理に対する懸念が絶えず上がっている。