SNSや報道特番で公開された後続車の道路陥没のドライブレコーダー映像には、目を疑うような瞬間が克明に記録されていました。前方を走るトラックが交差点手前を時速約40キロで通過しようとしたその瞬間、何の前触れもなく舗装路面が抜け落ち、テールランプを光らせる間もなく車体前部が地下へと吸い込まれていったのです。
「ブレーキを踏む隙など1秒もなかった」「まるで地面に巨大な口が開いてトラックを丸呑みにしたようだった」と、後続車両のドライバーは当時の恐ろしい光景を証言しています。現場は物流トラックや路線バスが頻繁に行き交う片側2車線の主要幹線道路。事故直後から半径数百メートルにわたって通行止め規制が敷かれ、周辺の商業施設や住宅地への車両進入が完全に遮断されました。
道路陥没現場のトラック被害状況は甚大です。車両前部は大破し、積載されていた精密機械や配送荷物も激しい衝撃で損壊。さらに破断した地中の水道管から大量の水が穴の内部へ濁流となって流入し、車体下半分が水没する事態となりました。一歩間違えれば水没による溺水や、後続車が次々と落ちる多重事故に発展していた可能性は極めて高く、現場には緊迫した空気が張り詰めました。