連載初期から読者の間では「日本の偉人が優遇されているのではないか」「神側の勝敗パターンが偏っているのではないか」という議論が巻き起こってきました。しかし、客観的なデータを精査すると、作者陣の極めて冷徹な構成力が浮かび上がります。
第5回戦では日本相撲史上最強の雷電為右衛門が敗れ去り、第9回戦では世界的人気を誇るスパルタのレオニダス王があっけなく敗北しました。国籍や知名度に関係なく、「背負った覚悟と哲学のぶつかり合い」によって勝敗が決している点が、読者の緊張感を維持し続ける大きな要因となっています。