彼女のキャリアを語る上で外せないのが、『初めて恋をした日に読む話』に代表される王道恋愛ドラマでの大ブレイクだ。年下男性との恋愛を描くラブコメディにおいて、彼女が発する無邪気な魅力は唯一無二のアイコンであった。
だが、40代を迎えた今、同じ路線を歩み続けることは表現者としての停滞を意味する。現在彼女が取り組んでいるのは、甘いヒロイン像からの脱却だ。人生の挫折や葛藤を抱えた複雑な女性像を演じることで、かつての「可愛さ」に頼らない演技派としての評価を着実に確立しつつある。この役柄のシフトこそが、一部の視聴者に「落ち着きすぎた」「以前の印象と違う」と感じさせ、結果として老けたという噂につながっている一面は否定できない。