「パンパティ こむぎのおはなし」を語る上で外せないのが、同店の代名詞である「ステーキカレーパン」です。2019年5月12日、系列店を含めた挑戦において「8時間で最も多く売れたカレーパンの数(Single size)」として5,947個というギネス世界記録を樹立。この偉業は単なるイベントの話題性にとどまらず、同店のパン作りに対する並々ならぬ情熱を象徴する出来事となりました。
一般的なカレーパンとの決定的な違いは、フィリング(具材)の満足度にあります。挽肉や煮崩れた細切れ肉ではなく、一口大のジューシーな牛ステーキ肉がゴロゴロと惜しげもなく包み込まれている点です。スパイスの配合は深みのあるコクと適度な辛味を両立しており、子どもから大人まで楽しめる絶妙なバランスに仕立てられています。
さらに特筆すべきは、「常に揚げたてを提供するオペレーション」です。厨房と売り場が直結したレイアウトを生かし、数十分おきに次々と熱々のカレーパンが店頭へ補充されます。サクサクとした薄皮の生地を割ると、湯気とともにスパイスの芳醇な香りが広がり、とろける牛肉の旨味が口いっぱいに広がる体験こそが、リピーターを惹きつけて離さない最大の要因です。