滅多に交わらないからこそ、二人の共演は常にテレビ史に残る大事件となりました。その象徴が、2014年3月31日に放送された『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』です。
32年間の歴史に幕を下ろすステージ上で、ビートたけしがタモリへ贈った「表彰状」の朗読は、日本中を爆笑と感動で包み込みました。パロディと毒舌を交えながらも、毎日生放送を続けたタモリの偉業を誰よりも理解し讃える内容であり、会場にいた明石家さんまやダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題ら後輩芸人たちをも圧倒しました。
また、『FNS27時間テレビ』における名物キャラクター「火薬田ドン」としてたけしが登場した際も、タモリは絶妙な受けとツッコミで対応。生放送のハプニングを笑いに昇華させる二人の阿吽の呼吸は、長年の経験に裏打ちされた職人技そのものでした。