ワイドショー的な消費のされ方をしていた時代を知るライト層の中には、「ヒット曲が出た後の過去のバンド」という先入観を抱く人が少なくありません。しかし、これは明確な誤認です。
2020年には世界初となる「バームクーヘンに楽曲ダウンロードコードを同封したアルバム」『ストリーミング、CD、レコード』を発表するなど、彼らのクリエイティビティは常に業界の常識を覆し続けてきました。2026年現在もストリーミング総再生数は堅調に推移しており、初期のキラーチューン『私以外私じゃないの』や『猟奇的なキスを私にして』だけでなく、近年の実験的なプログレッシブ・ポップ作品までロングテールで聴かれ続けています。
メディア露出が減ったように見えるのは、テレビの歌番組に頼らずともZeppクラスやホールツアーを即日完売させられる盤石な固定ファン層を確立したからに過ぎません。