細木数子さんが巻き起こしたブームは、称賛と同時に激しい批判の対象にもなりました。当時のテレビ現場を知る関係者や、SNS・知恵袋などに寄せられた視聴者のリアルな声を検証すると、彼女の言動に対する評価は真っ二つに分かれています。
肯定派の意見としては、次のような声が多く見られます。
- 「親や教師が教えてくれない礼儀作法や先祖供養の大切さを、ズバッと叱って教えてくれた」
- 「迷っていた時期に『大殺界だから今は動くな』と言われ、無理をせず耐えたことで救われた」
- 「どんな大物芸能人にも媚びずに本音でぶつかる姿が爽快だった」
一方で、噂の真相と経緯を掘り下げると、否定派や批判的な検証記事も少なくありませんでした。番組内で相談者に対して「あんた地獄に落ちるわよ」「先祖の墓を建て替えないと破滅する」といった恐怖心を煽る言動を連発したことに対し、日本弁護士連合会や視聴者団体から抗議が相次ぎ、BPO(放送倫理・番組向上機構)でも議論の対象となりました。週刊誌による「裏社会との交友関係」を巡る追及キャンペーン報道も重なり、2008年には「本業である勉強と鑑定に専念する」として突如テレビ界からの一斉撤退を宣言することになります。