二人の出会いは、2011年頃に愛之助が紀香の主演舞台を観劇したことに遡ります。当初は長年にわたる友人関係でしたが、2015年夏に交際へと発展しました。藤原紀香(1971年6月生まれ)と片岡愛之助(1972年3月生まれ)は、紀香が1学年上の姉さん女房(約8ヶ月差の年齢差)であり、関西出身同士という共通点もあって急速に距離を縮めました。
しかし、交際発覚当初は平坦な道ばかりではありませんでした。愛之助とタレント・熊切あさ美との破局時期を巡る認識の食い違いがワイドショーを騒がせ、世間からは激しいバッシングが巻き起こりました。さらに紀香側にも、2007年に結婚し2009年にピリオドを打ったお笑い芸人・陣内智則との離婚歴(多忙によるすれ違いや価値観の相違が取り沙汰された)があったため、再婚に対する世間の目は極めてシビアでした。
そうした逆風を跳ね返す契機となったのが、2016年3月に行われた堂々たる結婚記者会見と、同年9月に東京・帝国ホテルで執り行われた豪華絢爛な結婚式・披露宴です。人間国宝や歌舞伎界の大幹部、政財界・芸能界から約600名が参列し、総費用は約5億円規模とも報じられたこの披露宴で、紀香は愛之助の定紋「追い掛け五枚銀杏」をあしらった友禅の着物姿を披露。過去の騒動をすべて飲み込み、覚悟を持って歌舞伎界へ飛び込む姿勢を天下に示しました。