この対戦における最大の焦点は、「アーセナルが相手の強固な5-4-1または4-4-2の低重心ブロックをいかに早くこじ開けるか」に尽きます。バーンリーのホームスタジアムであるターフ・ムーアは、ピッチの狭い体感と独特の風圧、熱狂的なサポーターの圧力が相まって、ビッグクラブが苦戦を強いられてきた難所です。
英スカイスポーツの解説陣も指摘するように、アーセナルは立ち上がりの15分間にアグレッシブなプレッシングで主導権を握り、早い時間帯に先制点を奪えるかが命運を分けます。時間が経過するほどバーンリーの守備強度は増し、セットプレー一発からの失点リスクが跳ね上がる構造があるためです。
さらに、アルテタ監督が誇るセットプレーコーチ、ニコラ・ジョバーの手腕にも視線が集まります。堅守を誇る相手に対して、コーナーキックやフリーキックからデザインされた配置でニアサイドを突く形は、膠着状態を打破する最大の武器となります。