子役が4人連続で活躍すると「教育熱心なステージママが無理にやらせているのではないか」という穿った見方をされがちですが、鈴木家の実情は全く異なります。報道各社の取材や福さん本人の自著・手記によると、鈴木家のルーツは本格的な伝統和楽器の演奏家一家にあります。
母方の祖父は尺八界の重鎮として知られる川村泰山氏、祖母および母親も箏(こと)の演奏家・指導者として活動しています。また、父親も尺八の製作や演奏に深く携わる職人・演奏家です。幼少期から自宅には箏や尺八の音が日常的に響き渡り、自然と日本の伝統音楽やリズム、礼儀作法が身につく環境でした。
福さんが幼少期にテアトルアカデミーに入所したきっかけも、「親が芸能人にさせたかった」わけではなく、幼少期の情操教育や思い出づくりの一環でした。両親が一貫して大切にしていたのは、「挨拶と感謝を忘れないこと」「芸能界を特別視せず、学校生活と友人を最優先にすること」という至って普通の家庭教育でした。