大手美容クリニックの看護師やカウンセラーへの取材によると、2024年から2026年にかけてVIOのカウンセリングを受ける患者の約4人に1人が「アンダーヘアの白髪」について何らかの質問や不安を吐露しているといいます。インターネット上のコミュニティやSNS上でも、切実な体験談が数多く投稿されています。
ネット上の掲示板や知恵袋の投稿を分析すると、「パートナーとの性生活で指摘されて強いショックを受け、一気に自信を失った」「友人と温泉に行った際に気になって前を隠してしまった」といった、自尊心やセクシャリティに直結する精神的打撃を訴える声が目立ちます。中には「白髪を発見した恐怖から、一晩で十数本をピンセットで抜き、翌週に激しい痛みを伴う毛嚢炎になって歩行困難になった」という痛ましい告白も寄せられていました。
臨床の最前線に立つ皮膚科専門医は、次のように所見を述べています。「頭髪の白髪は社会的にも共有されやすいトピックですが、デリケートゾーンの白髪は心理的タブーが強く、一人で抱え込んで誤った処置に走る患者が後を絶ちません。白髪は恥ずべき不潔の兆候ではなく、皮膚組織の局所的な変化に過ぎないことを知っていただきたいです。」