式典で賞状を受け取る際の一連の流れには、古くから受け継がれてきた明確なプロトコルが存在します。基本のシークエンスを頭に入れておくだけで、本番での焦りを防ぐことが可能です。
受取時の基本ステップは次の通りです。
1. 呼名と登壇:名前を呼ばれたら明瞭に返事をし、背筋を伸ばして登壇します。
2. 授与者の前へ進む:授与者の約3歩手前で一度立ち止まり、30度のお辞儀(敬礼)を交わします。その後、1〜2歩進んで授与者の正面(手が無理なく届く位置)に立ちます。
3. 賞状の読み上げ:賞状が読み上げられている間は、動かず直立不動の姿勢を保ち、授与者の胸元あたりに視線を向けます。
4. 賞状の受取:差し出された賞状を両手で丁寧に受け取ります。
5. 押しいただく所作:賞状を自分の胸の高さから少し持ち上げ、頭を軽く下げて感謝の意を示します(押しいただく)。
6. 下げる・お辞儀:賞状を胸または腰の位置まで自然に下ろし、授与者に対して深く一礼(45度)します。
7. 後退と退場:賞状を持ったまま2〜3歩静かに後ずさりし、向きを変えて降壇します。