当ホテルの象徴とも言える存在が、現代アーティストとコラボレーションしたホテルアンテルーム京都のコンセプトルームです。2016年の増床リニューアル時に本格導入され、現在も予約困難な客室として知られています。
中でも圧倒的な人気を誇るのが、京都を拠点に世界で活躍する彫刻家・名和晃平氏(SANDWICH)がディレクションを担当した「Room 354」です。客室内に名和氏の代表作である彫刻作品が展示されているだけでなく、壁面の質感、照明の陰影、家具のディテールに至るまで妥協なく設計されており、まるで美術館の展示空間にそのまま宿泊するような没入感を味わえます。
ほかにも写真家・映画監督の蜷川実花氏が桜をテーマに華やかな世界観を構築した客室や、ヤノベケンジ氏、金氏徹平氏、宇加治志帆氏といった名だたるアーティストの個性が凝縮された部屋が用意されています。客室ごとにコンセプトがまったく異なるため、リピーターが毎回違う部屋を指定して予約するケースも珍しくありません。
一方、シングル、セミダブル、ツインといったスタンダードタイプの客室は、シンプルで無駄のないレイアウトが特徴です。コンパクトながら作業用デスクや高速Wi-Fi、スマートテレビが完備されており、後述するホテルアンテルーム京都のデイユース(日帰りテレワーク)プランでも重宝されています。フロント周辺で必要なアイテムを選ぶセルフ形式のホテルアンテルーム京都のアメニティバーも、環境配慮と利便性を両立した現代的なシステムです。