本作の特筆すべきポイントは、嵐 シングル To be free 収録曲が表題曲とそのオリジナル・カラオケの計2曲のみという極限まで研ぎ澄まされた構成にあります。近年のジャニーズ/STARTO ENTERTAINMENT作品では複数のカップリング曲や形態違いが通例ですが、本作は通常盤(CD+DVD)のワンパッケージのみでリリースされました。
このストイックなプロダクションを支えた嵐 トゥービーフリー 作曲者は、スウェーデンを拠点に国際的なヒット曲を手がけるSamuel WaermoとOctobarのコンビです。編曲には吉岡たくが加わり、洋楽直系の重厚なドラムパターンとカッティングギターが冴え渡るハードポップロックへと昇華させました。
リスナーの間で深く考察されてきた嵐 To be free 歌詞意味に目を向けると、作詞を手がけたSolunaによる「過去のしがらみや固定観念からの解放」という明確なテーマが浮かび上がります。「どこまでも続く空」「渇いた風」といった情景描写を通じ、誰かに与えられた正解ではなく、自らの足で自由へと踏み出す意志が力強く綴られています。