店頭で「タイヤ交換をお願いします」と頼んだ際、タイヤ代と工賃だけで会計が終わることはまずない。明細書に並ぶ関連パーツ代をあらかじめ計算に入れておく必要がある。
最たるものが「チューブ交換」だ。タイヤのゴムが擦り切れるほど走った車体は、内部のチューブも熱や摩擦で薄くなり、劣化が進んでいる。タイヤだけを新品にしても、古いチューブを再利用すれば数週間後にパンクするリスクが跳ね上がるため、ほとんどのプロは同時交換を強く推奨する。これでプラス1,200円〜2,000円前後が乗る。
見落としがちなのが、ホイールの内側でチューブを保護する「リムテープ(リムフラップ)」の劣化だ。これも数百円程度の消耗品だが、ケチるとニップル穴でチューブが裂ける原因になる。
さらに昨今、どの店舗でも確実に計上されるのが「廃タイヤ処分手数料」だ。産業廃棄物処理コストの高騰により、タイヤ1本につき300円〜500円前後を請求されるのが現在のスタンダードになっている。