GoogleやSNSの検索候補に「修善寺虹の郷 評判 口コミ ひどい」といった不穏な言葉が並ぶ背景には、テーマパークに対する来園者の期待値と施設構造のミスマッチが存在します。開園は1990年。バブル期の都市計画と自然公園構想が色濃く残る施設であるため、絶叫マシンや最新鋭のアトラクションが立ち並ぶ都市型アミューズメントパークを想像して訪れた層からは、「乗り物が少ない」「歩かされるだけで退屈」という不満が生じやすかったのが実情です。
特に指摘されやすいのが、広大な敷地内の高低差です。エントランスのあるイギリス村から最も奥に位置するカナダ村までは徒歩で20分以上を要し、すり鉢状の地形ゆえに行き帰りで急な坂道を上り下りすることになります。真夏の炎天下や足腰の弱い高齢者連れで無計画に歩き回ると、極度の疲労からネガティブな印象を抱く要因となっていました。
しかし近年の虹の郷は、指定管理者の交代や官民連携による大規模なテコ入れが行われ、景観整備とエンターテインメント性が急速に進化を遂げています。古き良き異国情緒を残しながらも、四季のフラワーガーデン、夜間ライトアップの高品質化、ドッグフレンドリーな受け入れ態勢の整備が進んだことで、「のんびりと自然や街並みを楽しむ滞在型パーク」として再評価の波が定着しています。昭和・平成の遺物という見方はすでに過去のものであり、現在の園内は洗練された撮影スポット・癒やしスポットへと変貌を遂げています。