西田敏行さんは、周囲の俳優仲間やスタッフの間でも有名な「究極の子煩悩」でした。数々のバラエティ番組やトーク番組でも、娘たちに対する溢れんばかりの愛情をユーモア交じりに語っています。
特に有名なのが、娘が初めてボーイフレンドを自宅に連れてきた日のエピソードです。普段は温厚で陽気な西田さんですが、愛娘が男性を連れて挨拶に来た瞬間、寂しさと動揺のあまり言葉を失い、別室に駆け込んで大号泣したといいます。「どんな悪い奴が娘を奪いに来たのかと思った」と後に笑い話として振り返っていましたが、父親としての本音が滲み出るエピソードです。
また、娘たちの結婚式では、バージンロードを歩く前から大号泣し、披露宴の間中ずっとハンカチを手放せなかったという人間味あふれる一幕もありました。映画『釣りバカ日誌』のハマちゃんのように天真爛漫で情に厚いキャラクターは、まさに素の西田敏行さんそのものでした。