奈良は本当に地震が少ない?地盤の秘密と南海トラフのリスクを徹底検証

奈良は本当に地震が少ない?地盤の秘密と南海トラフのリスクを徹底検証

奈良は本当に地震が少ない?地盤の秘密と南海トラフのリスクを徹底検証の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。

関西圏(2府4県)において、奈良県がどのような防災上の位置づけにあるのかを客観的に比較したデータが下表です。津波リスクの有無や直下型断層の存在など、各地域で災害特性は大きく異なります。

都道府県有感地震回数(相対評価)津波浸水リスク主要な懸念災害奈良県極めて少ない(全国40〜45位)完全ゼロ(内陸県)内陸直下型活断層・盆地部の液状化大阪府中程度(2018年北部地震等)極めて高い(沿岸部・河川遡上)上町断層帯・沿岸部津波・密集市街地火災京都府中程度(京都盆地周辺の微小地震)日本海沿岸部のみ警戒花折断層帯・盆地共振・歴史的街並みの火災兵庫県中〜高(阪神淡路大震災震源域等)瀬戸内海・日本海側双方に想定山崎断層帯・六甲変動帯・埋立地液状化和歌山県極めて多い(紀伊水道周辺の震源)極めて甚大(短時間到達津波)南海トラフ直撃・巨大津波・山体崩壊

データが示す通り、奈良県は津波被害の可能性が皆無であり、日頃の微小地震の頻度も近隣府県と比べて低水準を維持しています。しかし、この平穏さが「地震そのものが起きない安全地帯」という誤認を生む要因にもなっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。