上の数値は正常なのに下の血圧が高い原因とは?動脈硬化リスクと対策について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。
日本高血圧学会が策定した降圧薬 治療ガイドラインに準拠した拡張期血圧 基準値において、家庭血圧測定と診察室血圧測定の双方が明確に区分されています。下の血圧が基準値を超えた場合、どのレベルでどのようなリスクが生じるのかを整理したのが以下のデータです。
血圧分類(診察室基準)詳細・数値データ(下の血圧)一般的な基準・相場血管リスクと推奨対応正常血圧80mmHg 未満理想的な適正範囲血管への負担が最も少なく健全な状態を維持。高値血圧(予備軍)80〜89mmHg境界領域(注意レベル)末梢血管の緊張が始まっており、生活習慣の早期是正が必須。I度高血圧90〜99mmHg治療対象領域下の血圧 90以上 リスクとして微小血管の硬化が進行。3ヶ月の非薬物療法。II度高血圧100〜109mmHg厳重警戒領域下の血圧 100以上 危険性が高く、脳・心臓・腎臓障害の発生率が急激に上昇。III度高血圧110mmHg 以上即時医療介入レベル血管破綻の危険大。即座に専門医による降圧薬治療を開始。
家庭血圧測定を行う場合は、診察室測定よりも基準が厳しく設定されており、下の血圧が85mmHg以上で高血圧と判定されます。診察室での緊張による一時的な上昇(白衣高血圧)とは異なり、家庭での測定値が高い場合は実際の血管へのダメージが継続していることを意味します。