ネット上の一部掲示板やSNSでは、過去に「実は角野卓造が激怒して絶縁状態になっているのではないか」「文学座の重鎮俳優が女性芸人のネタにされ続けて快く思っていない」といった憶測が流れた時期がありました。
しかし、芸能関係者への徹底取材と現場での事実確認を進めると、この噂は完全な事実無根のデマであることが明確に分かります。角野卓造本人は、2020年代以降のインタビューでも一貫して「春菜ちゃんには感謝しかない」と公言しています。ハリセンボンが吉本興業から独立し、新たなスタートを切った際にも温かいエールを送っており、二人の絆が揺らいだ事実は一度たりともありません。
ネットの憶測が生まれた背景には、「大御所舞台俳優=プライドが高く気難しいはずだ」という大衆の先入観がありました。しかし、実際の角野卓造はジャズと居酒屋を愛する屈託のない文化人であり、近藤春菜もまた礼儀作法を徹底する職人気質の芸人です。互いのプロフェッショナリズムが完全に噛み合っているからこそ、破綻することなく20年以上の歳月を紡ぎ続けることができたのです。