どんなに完璧なカットを施しても、翌朝のスタイリングが適切でなければサロン帰りの美しさは持続しません。宮沢りえの髪型セット方法は、ブロー工程が完成度の8割を決定づけます。毎朝わずか5〜8分で劇的にシルエットを整える実践的な手順は以下の通りです。
まず洗髪後または寝癖直しの際、頭皮全体を湿らせます。ドライヤーの風を後頭部の襟足下から上へ向かって当て、襟足の浮きを抑え込みます。次に、トップの髪を手ぐしで左右交互に振りながら乾かすことで、分け目のパックリ割れを防ぎ、根元から約1.5倍の自然な立ち上がりを生み出します。
パーマのスタイリングやアイロンワークを行う際は、26mmのコテかストレートアイロンを使用し、毛先だけをワンカール(内巻きまたは外ハネをランダムに半回転)させます。全体の巻き込みは避け、表面の毛束を指2本分ほどすくい取って熱を通すのが、わざとらしくない抜け感を作る秘訣です。
スタイリング剤の選び方も極めて重要です。水分量の多いワックスは重みでトップが潰れる原因になります。手のひらに1〜2滴の軽やかなヘアオイルと、小豆大のオーガニックヘアバームを均一に混ぜ合わせ、後頭部の内側から手ぐしを通すように馴染ませてください。最後に手に残った極少量の油分を前髪の毛先にだけつまむようにつければ、ベタつきのない繊細な束感が完成します。