解体工事施工技士の合格率は、例年50%〜60%程度の範囲で推移しています。土木施工管理技士や建築施工管理技士の1級(合格率20%〜30%前後)と比較すると数値上は高く見えますが、決して油断はできません。
難易度を押し上げている最大の要因は、学科試験(四肢択一式)と同日に行われる実地試験(記述式)の存在です。学科試験は過去問の反復演習で十分に対応できるものの、実地試験では「施工計画書の作成」「労働安全衛生管理」「建設リサイクル法やアスベスト規制を踏まえた環境保全対策」などを論理的に記述する力が求められます。
受験者の大半が一定の実務経験を積んだプロであるにもかかわらず、4割前後は不合格となっている現実を直視し、学科と実地の両面を見据えた準備が不可欠です。