2018年春にオープンし、巨大なメガブラウンが出迎えるスポットとして原宿の象徴的存在だった「LINE FRIENDS フラッグシップストア原宿」。2022年のクローズ時にはSNS上で「日本からLINEフレンズが消えてしまうのか」と大きな衝撃が走りました。
しかし、取材を進めると原宿店の閉店理由は事業の縮小ではなく、グローバル市場を見据えたIPビジネスのパラダイムシフトにあったことが分かります。運営会社は2022年、「デジタルIPプラットフォーム企業」としてのアイデンティティを確立するため、社名を従来の「LINE FRIENDS」から「IPX」へと変更しました。
固定費のかかる大型常設店舗を維持するスタイルから、話題性の高いコラボや新キャラクターの投入に合わせて機動的に展開する「都市型ポップアップ戦略」と「グローバルオンラインストアの拡充」へと舵を切ったのです。原宿店のクローズは、次世代型IPビジネスへ進化するための前向きな事業再編の一環でした。