三十槌の氷柱の見学エリアは、整備された舗装路ではなく荒川の自然な河原です。都会の防寒対策の感覚で訪れると、激しい冷え込みと足場の悪さに直面します。
現地を安全に散策するための必須装備と服装のポイントを整理しました。
第一に足元です。河原の石は凍結して非常に滑りやすく、積雪や泥濘(ぬかるみ)もあります。ヒールや革靴、滑りやすいスニーカーは転倒・骨折の恐れがあり危険です。靴底の溝が深いスノーブーツや防水トレッキングシューズを着用し、不安な場合は靴用簡易アイゼン(チェーンスパイク)を携帯するのが理想的です。
第二に上半身・下半身のレイヤリングです。夜間の体感温度は氷点下以下に達します。風を通さない防風性の高いダウンジャケットやマウンテンパーカーをアウターにし、インナーには吸湿発熱性の高いアンダーウェアを重ね着してください。パンツの下にも保温タイツを履くことが推奨されます。
さらに、手袋(タッチパネル対応の防寒グローブ)、耳まで覆えるニット帽、ネックウォーマー、貼るカイロは必須アイテムです。夜間は河原の照明が届きにくい足元もあるため、小型のLED懐中電灯やスマホ用モバイルバッテリー(寒さでバッテリーの消耗が急速に早まるため)も忘れずに準備しましょう。