子なし夫婦は本当にみじめ?老後のリアルと後悔しない生き方の真実

子なし夫婦は本当にみじめ?老後のリアルと後悔しない生き方の真実

子なし夫婦は本当にみじめ?老後のリアルと後悔しない生き方の真実についての真相をご紹介します。

子なし夫婦が直視しなければならない最大の実課題は、感情論ではなく「老後の手続きとお金」です。身近に頼れる子どもがいない以上、医療の同意や身元保証、介護の手配をすべて外部リソースや制度に依存する必要があります。

まず把握すべきは、将来必要となる老人ホームへの入居費用です。手厚い介護や見守り体制が整った民間有料老人ホームに入居する場合、入居一時金として数百万円〜数千万円、月額利用料として20万〜35万円前後が相場となります。元気なうちに夫婦で資産形成を進め、身元保証サービス(終身サポート事業者)の契約内容を精査しておくことが現実的な防衛策です。

もう一つの落とし穴が子なし夫婦の遺産相続トラブルです。配偶者が亡くなった際、子どもがいなければ遺産は「配偶者」と「亡くなった側の親(直系尊属)」、親が他界していれば「亡くなった側の兄弟姉妹(または甥姪)」が法定相続人になります。自宅の名義変更すら兄弟姉妹の実印と印鑑証明が必要となり、長年連絡を取っていなかった親族と揉めるケースが多発しています。このリスクは、生前に公正証書遺言を作成しておくことで完全に回避できます。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。