箱根駅伝の舞台となるのは、東京・大手町から箱根・芦ノ湖間を往復する総距離217.1kmの特設コースです。1月2日に行われる往路が5区間・107.5km、1月3日の復路が5区間・109.6kmとなっており、復路の方がわずかに長い設計となっています。
全体ルートは国道1号や国道15号(第一京浜)、国道134号など首都圏の主要幹線道路を中心に設定されています。都市部の平坦な直線路から海岸沿いの強い横風が吹き抜ける湘南大橋、そして一気に標高を駆け上がる箱根山道まで、わずか2日間でめまぐるしく景色と走行環境が変化するのが特徴です。
各大学の監督陣は、平坦なスピードコースに適したスプリンター型ランナー、起伏に強いタフなランナー、単独走に強いロード巧者など、10人それぞれの適性を綿密に見極めて区間配置を決断します。この采配の妙こそが、総合順位を大きく揺るがす最大の要因となります。