小池百合子の人生において、唯一の結婚歴として知られているのがエジプトのカイロ大学に留学していた21歳当時の出来事だ。若き日の彼女は現地で日本人留学生の男性と出会い、周囲の反対を押し切って挙式した。過酷な異国の地での暮らしと学業のプレッシャーが重なる中、2人は新しい生活を踏み出したのだった。
しかし、この共同生活は1年余りで破局を迎える。原因は互いの将来像の違いや生活感のズレだとされているが、彼女自身は後年の取材に対し「学生結婚の甘さを痛感した」と振り返っている。元夫との離婚後、彼女は学業に全力を注ぎ、難関とされる同大学を卒業。この時期の挫折と決断が、のちに永田町で生き抜く強靭なメンタリティを形成したことは疑いようがない。