狂騒の時代は、2000年代を境に急速な終焉へと向かう。視聴者からのクレームの増加、ジェンダー観のアップデート、そして何よりも青少年の健全育成を掲げる社会規範の強化が、バラエティの在り方を根本から変えた。
2003年のBPO(放送倫理・番組向上機構)の再編と機能強化は、日本のテレビ放送業界における決定的な転換点となった。視聴者意見に基づいた厳格な審議が行われるようになり、性的な演出や過度にいじりを伴うハプニング演出は「低俗」「倫理違反」として名指しで批判されるようになる。スポンサー企業もブランドイメージの毀損を極度に恐れるようになり、地上波から肌の露出を売りにするような企画は完全に姿を消していった。