全国のサウナファンを鶴岡まで呼び寄せる最大の原動力となっているのが、同ホテルのスパ施設です。2026年のリニューアル時に坂茂氏が設計したサウナエリアは、「サウナシュラン(SAUNACHELIN)」で全国上位に選出されるなど、サウナ界隈に強烈なインパクトを与えました。
大浴場「朱鷺の湯(ときのゆ)」「月見の湯」「天色の湯」は男女日替わり制で運用されており、それぞれ異なる趣を楽しむことができます。中でも特徴的なのが、坂氏の代名詞である木造ドーム構造を採用した本格フィンランド式サウナです。
- 木造ドームのセルフロウリュ:円形サウナ室の中央にフィンランド・iki社製の大型サウナストーブを配置。庄内の天然水を使ったセルフロウリュが可能で、天井のドーム形状に沿って心地よい蒸気が滑らかに降り注ぎます。
- 水田を一望する外気浴スペース:水風呂でしっかりとクールダウンした後は、露天テラスのととのい椅子へ。目の前に広がる水田を吹き抜ける庄内の澄んだ風を浴びながらの「ととのい」は、都市部のサウナ施設では決して味わえない開放感です。
- 地下1,200mから湧出する自家源泉:サウナだけでなく、天然温泉の泉質も秀逸。ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉で、とろみのある湯が肌をしっとりと包み込み、湯冷めしにくい保温効果を持っています。
なお、日帰り温泉・サウナ利用も時間帯や人数を制限した事前予約・受付制で提供されており、地元住民や庄内観光の立ち寄りスポットとしても高い人気を博しています。