二人の歴史が大きく動き出したのは2011年。芸能界への登竜門として名高い「東宝シンデレラオーディション」だった。当時、最年少の10歳でグランプリを手にしたのが妹の萌歌。そして審査員特別賞を受賞したのが12歳の姉・萌音だった。大手プロダクションである東宝芸能に揃って所属を決めたこの快挙は、まさに激震だった。
鹿児島から上京し、学業と芸能活動の両立に励んだ日々。幼少期にメキシコで過ごした経験が、二人の感性を豊かに育んだ。歌や語学に対する柔軟な耳と発声の良さは、この時期に培われたものだ。オーディションで見せた圧倒的な澄んだ瞳と歌唱力は、審査員たちの心を一瞬で掴んだという。