エフ・ジェー・ネクストのCM戦略において、松井愛莉さんの起用は大きなターニングポイントとなりました。かつての同社CMといえば、ビジネスパーソン向けの資産運用や堅実な企業姿勢をアピールする構成が中心であり、所属契約を結んでいた女子プロゴルファーの渡邉彩香選手を起用したスポーティーな企業広告なども展開されていました。
しかし、2017年秋に松井愛莉さんを迎えてスタートした「ガーラに、住まなくちゃ。」シリーズを皮切りに、ブランディングの方向性が一新されます。従来の「投資用不動産」という硬いイメージから、「感度の高い単身者が快適に暮らすスタイリッシュな居住空間」へとメッセージがシフトしたのです。
思わず口ずさむCMソングと撮影ロケ地の舞台裏
ガーラマンションのCMといえば、リズミカルで軽快なメロディラインが印象的です。「お部屋選びの歌」篇などでは、松井愛莉さん本人が心地よいリズムに乗せて歌声を披露する演出も取り入れられ、視聴者の耳に残るサウンドロゴとして定着しました。
気になるCMのロケ地ですが、FJネクスト広報資料や撮影協力クレジットによると、港区・品川区・江東区などの湾岸エリアおよび城南エリアに実在する最新の「グランド・ガーラ」シリーズのモデルルームやエントランス、実物件のルーフトップが活用されています。CG合成だけに頼らず、本物のデザイナーズマンションが持つ重厚なタイル張りや高級感あるホテルライクな内廊下でロケを行うことで、映像に圧倒的なリアリティと説得力を生み出しています。