ポートディスカバリーのシンボルとして長年愛され、2016年に惜しまれつつクローズした「ストームライダー」。その跡地に2017年5月にオープンしたのがシーライダーです。
建物の外観やキャビンの基本骨格はストームライダーの強固な構造をそのまま引き継いでいますが、内部のシステムと演出コンセプトは大きく様変わりしました。かつてのストームライダーは、巨大な気象調整機に乗り込んで巨大暴風雨を爆破・消滅させるというミリタリー&パニック要素の強いハードな体験でした。激しい揺れと雷鳴、フロントガラスに突き刺さるミサイル、天井からの大量の水漏れなど、アトラクション全体が極限のスリルを追求していたのです。
対してシーライダーは、ピクサー・アニメーション・スタジオのスタッフが手掛けた美麗な3DCG映像と温かみのあるストーリーテリングが前面に押し出されています。揺れの角が取れてスムーズになり、家族全員で楽しめるよう配慮されつつも、水面へ飛び込む際の水しぶき(キャビン前方および天井から噴射)や風の演出など、前作譲りのリアルな特殊効果がしっかりと継承されています。