多くの人が家電量販店やネット通販でやってしまう最大のミスが、名前の似ている「分配器」との買い間違いだ。名前は一文字違いだが、役割はまったく異なる。
分配器は、入ってきた電波を単純に2つ以上の同じ信号に分けるもの。リビングと寝室など、複数のテレビで同じ放送を見たいときに使う。これに対して分波器は、混ざり合った地デジとBS/CSの電波を、それぞれの周波数帯ごとに「整理整頓」して分ける装置だ。この違いを理解していないと、せっかく新しいテレビを買っても「地デジは映るのにBSが砂嵐のまま」という事態に陥る。理由は単純だ。テレビ側の入力端子が分かれている以上、入り口で電波を分けてあげなければテレビは信号を正しく認識できない。