長年、ネット上や家庭内で白熱した議論が交わされてきた「クリームシチューにご飯かパンか、どっちを合わせるか問題」。大手食品メーカーの世論調査データなどによると、全国平均では「パン派」が約45%、「ご飯派」が約48%、「その他・シチューのみ」が約7%と、ほぼ互角の拮抗状態が続いています。
ご飯派の多くは「夕飯だからしっかりお米でお腹を満たしたい」「シチューをご飯にかけて食べるのが好き」と主張する一方、パン派は「洋風の煮込み料理にはバゲットやロールパンが王道」「白米にホワイトソースは合わない」という見解を示します。この対立の根本原因は、シチュー自体の塩分濃度と油分の質感にあります。
市販のルーで作るクリームシチューは、白米の淡白な甘みに対してややマイルドすぎる傾向があります。そのため、ご飯を合わせる際は「ターメリックライス」や「ブラックペッパーを利かせたバターライス」、あるいはパセリを混ぜ込んだライスに仕立てることで、一気にレストラン級のマリアージュが完成します。また、パンを合わせる場合でも、シンプルな食パンより「香ばしいガーリックトースト」や「ハード系のフランスパン」を添えることで、小麦の香ばしさとシチューのコクが引き立ちます。