雑踏事故防止と警備強化の観点から、現在の安倍川花火大会では河川敷中央エリアを中心に「有料観覧席」の導入が完全に定着しました。かつてのように「当日夕方に行って適当にレジャーシートを敷く」というスタイルは、優良スポットにおいては通用しなくなっています。
気になる有料席チケットの抽選倍率ですが、視界が完全に開けた最前列のテーブル席やペアシートは例年4倍〜6倍前後の激戦区となります。比較的手に入りやすいイス席やブロック指定シート席でも2倍前後の倍率を記録しており、静岡市民先行枠および一般販売(各種プレイガイド)の販売スケジュールを事前に把握し、受付開始と同時に申し込む体制が欠かせません。
一方、お祭り気分を盛り上げる屋台出店情報にも大きな変化が起きています。過去には河川敷の堤防道路沿いに無秩序に並んでいた露店群ですが、近年は群衆雪崩や滞留を防ぐため、出店ブロックが厳格に分離されています。安倍川橋西側の広場および東側の指定エリアに約300〜400店規模の屋台が展開されますが、17:30から19:00にかけてのピーク時は歩行速度が分速数メートルに落ち込むほどの混雑を見せます。近年はQRコード決済や電子マネーに対応する店舗が増えたものの、通信混雑による決済エラーが多発するため、必ず数千円分の千円札と小銭を現金で用意しておくことが現場での鉄則です。