鳥貴族のメガ量は何Ml?氷で損する噂の真相と実容量を徹底検証

鳥貴族のメガ量は何Ml?氷で損する噂の真相と実容量を徹底検証

鳥貴族のメガ量は何Ml?氷で損する噂の真相と実容量を徹底検証に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

ネット上で定期的に炎上・議論の的となる「トリキのメガハイは氷の塊を飲まされているだけ」という不満。この噂の真相を探るべく、現場オペレーションの設計とアルコール工学の観点から深掘りしてみましょう。

鳥貴族のハイボールは、基本的にサントリーの指定ディスペンサーまたは厳格なレシピ規定に基づいて提供されています。サントリー公式が推奨するハイボールの理想比率は「ウイスキー1:ソーダ4」。この比率で作られたハイボールのアルコール度数は約7〜8%となります。

メガジョッキに大量の氷を入れるのは、決して「かさ増しをして原価を浮かせるため」だけではありません。ハイボールの美味しさを決定づけるのは、「炭酸ガスの揮発防止」と「液温の維持」です。グラスが巨大であればあるほど、外気と接触するガラス表面積が広くなり、常温に戻るスピードが速くなります。グラス内の氷の絶対量が不足していると、注いだ瞬間から氷が急速に融解し、炭酸が抜け、アルコールが急激に薄まった「生ぬるい水割り」へと劣化してしまうのです。

物理的な実験データでも明らかですが、大ぶりの氷をジョッキの縁までぎっしり詰めた状態の方が、グラス全体の熱容量が下がり、結果として氷そのものの溶け出すスピードを大幅に遅らせることができます。つまり、あの巨大な氷の壁は、最後まで冷たく強炭酸の刺激を保つための防壁として機能している側面が強いのです。

「氷少なめ」「氷なし」の注文は得をするのか?

よくある裏技として「氷少なめで頼めば、そのぶん中身のハイボールが増えて得をするのではないか」と考える人がいます。しかし、居酒屋チェーンの多くでは、ディスペンサーから注がれるウイスキー原液のワンプッシュ量(または定量抽出)が決まっています。

鳥貴族の現場でも同様で、仮に「氷少なめ」でオーダーした場合、追加されるのはウイスキーではなくソーダ水であるか、あるいは「グラスの途中で液面が止まった状態」で提供されるのが通常です。原液が増えるわけではないため、氷を減らすとアルコール度数が極端に下がるか、ぬるい液体を飲む羽目になり、かえって満足度を大きく損なう結果になります。公式の規定通り、たっぷりの氷でキリッと冷えた状態を受け取るのが、最も賢い楽しみ方です。

森 瞳
著者

森 瞳

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