遮熱カーフィルムを導入する上で最も多くの人が気にするのが、車検に適合するかどうかという点だ。今回、実際に2026年最新の施工車両を用意し、フロントガラスおよびフロントサイドガラスへの施工レビューと可視光線透過率の厳密な実測を行った。
測定には、多くの車検場やショップでも信頼されている可視光線透過率測定器 PT-200を使用した。フィルム施工前の純正ガラスの透過率が79.5%であった車両に対し、スパッタシルバー80を施工したところ、実測値は73.2%を記録した。日本の道路運送車両法が定める「70%以上」という保安基準を見事にクリアしていることが確認できた。
施工後のレビューとしても、日差しを遮る遮熱性能は圧倒的だ。銀反射のスパッタリング層が赤外線を効率よくカットするため、ステアリングの熱気や顔に感じる熱線が明らかに和らぐ。高い遮熱性と透明感を両立する人気のカーフィルムとして評価が高いのも納得の結果と言える。
ただし注意点もある。もともと可視光線透過率が73%前後の純正ガラスに施工した場合、フィルム自体の透過率低下によって70%を下回り、車検非対応となってしまうケースがある。施工前には必ず自車のガラス透過率を計測しておくことが不可欠だ。