血糖値を上げるホルモンが正常に働かなかったり、インスリン分泌のバランスが崩れたりすると、体が危険な「低血糖」に晒されます。初期のサインを見逃さず、速やかに対処することが大切です。
【主な低血糖の段階と症状】
- 初期症状(交感神経症状):血糖値がおよそ70mg/dL以下になると、アドレナリンが大量放出され、冷や汗、動悸、手の震え、異常な空腹感、強い不安感が現れます。
- 進行期の症状(中枢神経症状):およそ50mg/dL以下まで低下すると脳へのエネルギー供給が滞り、集中力の低下、めまい、目のかすみ、ろれつが回らないといった状態になります。
- 重度(意識障害):さらに低下すると意識を失い、痙攣や昏睡状態に陥ります。
【緊急時の対処法】
低血糖症状を自覚した際は、我慢せずにブドウ糖10g(またはブドウ糖を含む清涼飲料水150〜200mL程度)をすぐに摂取します。外出時にはブドウ糖や飴を常に携帯しておくことが、不測の事態を防ぐ確実な自衛策です。