広島藩の歴史の真相|浅野家統治と薩長芸同盟の舞台裏を徹底解説

広島藩の歴史の真相|浅野家統治と薩長芸同盟の舞台裏を徹底解説

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大政奉還から戊辰戦争への突入期において、広島藩は大きな決断を下します。藩論の一本化に苦心するなか、脱藩志士を中心とする精鋭部隊神機隊(しんきたい)を結成。戊辰戦争では東征軍に加わり、東北戦争や箱館戦争の激戦地で目覚ましい戦果を挙げました。

明治4年(1871年)の廃藩置県に際しては、第12代藩主・浅野長勲(ながこと)がいち早く版籍奉還に同意し、藩知事を経て円滑に近代行政組織への移行を支えました。長勲はその後、華族令によって侯爵に列せられ、第1回帝国議会期には貴族院議員として国政に参画。昭和12年(1937年)に95歳で没するまで「幕末最後の大名」として生き抜き、近代日本の激動の証人となりました。

浅野家が築いた歴史的遺産は、現代の広島にも色濃く息づいています。初代藩主・長晟が造営した大名庭園「縮景園」は、昭和20年の原爆投下による壊滅的被害を乗り越えて見事に復元され、国の名勝として市民や世界中からの観光客に愛されています。また、藩校・学問所の精神は学校法人修道学園へと受け継がれ、今なお多くのリーダーを輩出し続けています。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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