滋賀県内および関西圏の進路指導教諭の間で、滋賀県立大学への信頼は揺るぎないものがあります。その背景にあるのは、単なる「公立大学だから学費が手頃」という経済的理由だけにとどまりません。大学通信や各予備校が実施する高校教員対象のアンケート調査でも、「面倒見が良い大学」「入学後に学力が伸びる大学」として滋賀県立大学の評判は常に上位に挙げられます。
現場を取材すると、同校の最大の強みは「地域密着型フィールドワークの徹底」にあることが見えてきます。琵琶湖という日本最大の淡水湖を天然の実験場・研究対象とし、1年次から地域課題に直接コミットするカリキュラムが組まれています。机上の空論にとどまらず、現場の住民や自治体職員、地元企業人と膝を突き合わせて課題解決を図る経験が、学生の対人折衝力や主体性を飛躍的に高めています。
大学関係者の証言によると、「本学の学生は派手さこそ控えめなものの、誠実で粘り強く、チームで協働できる人材として地元財界から高い評価を得ている」と胸を張ります。親世代にとっても、自宅から通える範囲で質の高い国公立教育を受けさせられる安心感があり、これが滋賀県立大学の堅固な地元人気を支える決定的な要因となっています。