かつてハンマー一本で学校の壁をぶち破り、不登校生徒の心を開いた鬼塚英吉。令和のいま、若者を取り巻く環境は激変した。目に見えないSNSでの裏アカウント、空気を読むことを強いられる息苦しさ。平成の破天荒な熱量だけで、現代の若者に言葉が届くのか。
反町隆史本人が語った復帰への強い情熱。その根底には、自らが親世代となった今だからこそ切実に感じる「大人が背中を見せる覚悟」が存在する。綺麗事を並べるのではない。傷つき、泥をかぶりながらも正面から生徒と向き合う無骨な姿勢。令和の複雑な学園問題に対して鬼塚が見せる回答は、当時リアルタイムで熱狂した世代だけでなく、いまを生きる現役世代の胸をも激しく揺さぶる。