Q1:片手の手の骨は全部で何個ありますか?親指だけ骨の数が違うのはなぜですか?
A1:片手の手の骨は合計27個です(指骨14個、中手骨5個、手根骨8個)。親指(第1指)だけ中節骨がなく、基節骨と末節骨の2本のみで構成されています。これは進化の過程で、親指を短く力強く保ち、他の4本の指と向かい合って物をしっかり掴む「対立運動」に適応したためです。
Q2:手根骨の8つの骨を一番簡単に覚える語呂合わせは何ですか?
A2:最もスタンダードで位置関係を把握しやすいのは「舟・月・三角・豆(しゅう・げつ・さんかく・とう)/大・小・有頭・有鉤(だい・しょう・ゆうとう・ゆうこう)」です。手首側(下段)の親指から小指へ、続いて指側(上段)の親指から小指へと順に配置されています。
Q3:手の甲の骨が出っ張って硬いしこりがあるのですが、これは何ですか?
A3:最も可能性が高いのは「カーパルボス(Carpal Boss / 手根骨隆起)」と呼ばれる変形性の骨棘(骨の出っ張り)や、関節液が溜まる良性腫瘍の「ガングリオン」です。痛みがなければ経過観察で済むことも多いですが、神経痛を伴う場合やサイズが変化する場合は整形外科で診断を受けてください。
Q4:指の関節の名称(DIP関節・PIP関節・MP関節)はどう見分けますか?
A4:指先から順に、第1関節がDIP関節(遠位指節間関節)、第2関節がPIP関節(近位指節間関節)、指の付け根の大きな関節がMP関節(中手指節関節)です。なお、親指の第1関節のみ中節骨がないため「IP関節」と呼びます。