消費者はこのアイスのどこに惹きつけられているのか。大手グルメレビューサイトに寄せられた82件の実食データ(評価平均5.4/7点という高水準)や、SNS上の生の声、実食レビュアーのレポートを徹底分析した。
購入者から最も多く寄せられているのは、「チョコの圧倒的な存在感」に対する賛辞だ。一般的なチョコミントアイスは、口溶けを優先するあまりチョコチップが極小サイズであったり、アイスの水分を吸ってしんなりしていたりすることが少なくない。しかし、本製品は一口目から底の最後のひとすくいまで、分厚いチョコのパリパリとした小気味よい破砕音が持続する。
「通年通して食べられるチョコミントの中で、ミントの強さよりチョコの厚みと満足感が頭一つ抜けている」「チョコ派歓喜のアイス」といったファンの証言が示す通り、ミント特有の清涼感だけでなく、しっかりとした甘みとコクを求める層の胃袋を完全に掴んでいる。
実食した専門レビュアーからも、「ベースとなるミントアイスが過度にツンとせず、ミルキーでまろやかな仕上がりになっているため、大量のチョコと合わさっても最後まで飽きずに食べ切れる」と味覚設計の巧緻さが高く評価されている。単なる大盛り企画モノではなく、江崎グリコが培ってきた冷菓製造の技術力が凝縮された完成度の高さが、8年以上にわたるロングセラーを支えている証左だ。