優れた構図には、見る者の視線を無意識のうちに特定のポイントへと導く「見えないレール」が存在する。コントラストの強い光、対角線上に配置されたエフェクトのライン、キャラクターの目線や武器の向き。あらゆる要素が、一瞬のドラマへと結集するように配置されている。
画面の左上から右下へと走るスラッシュラインは、視線移動のスピード感を加速させる。逆に、中央に固められたレイアウトは静的な対峙の瞬間を際立たせる。画面内の情報をあえて非対称に崩すことで生まれる「崩壊の予感」が、次の瞬間に起こる爆発的な展開への期待感を煽るのだ。