ジューンベリー(学名:Amelanchier)はバラ科ザイフリボク属に属する落葉広葉樹で、日本国内では主にジューンベリーの開花時期である4月上旬から4月中旬にかけて見頃を迎えます。ソメイヨシノが散り始める頃、細長い5枚の花弁を持つ繊細な白花を一斉に咲かせる姿は、春の庭に上品な華やかさをもたらします。
庭木愛好家の間で親しまれているジューンベリーの花言葉には、「穏やかな笑顔」「穏やかな表情」という温かみのある言葉が冠されています。厳しい冬を越えて芽吹いた新緑とともに、春の光を浴びて純白の花冠を広げる姿が、見る人の心を解きほぐすことに由来しています。北米原産のこの樹木は、耐寒性・耐暑性ともに優れており、日本のほぼ全域(北海道南部から九州まで)で露地栽培が可能な強健さも魅力です。
春の花(4月)、初夏の実(6月)、夏の青葉、そして秋の鮮やかな橙赤色の紅葉(10月〜11月)と、1年を通じて景観価値が高いことから、住宅エクステリアのマスタープランにおいて推奨樹種の上位に選ばれ続けています。